kinntyanti’s blog

資産形成や健康管理など、私のすべてをここに集約

サブスクリプション

1 所有しないという選択

 近年、サブスクリプションという考え方が広まっており、様々なサービスや物に至るまで、シェアやレンタル、リースするという考え方が広まっています。

 人昔前までであれば、洗濯機や乾燥機など、単身者向けにリースがあった程度で、そんなもの借りれるんだーと感心したものでしたが、現在はドライヤーやブランドバックに至るまで、ありとあらゆるものが所有するのではなくレンタルし、必要がなくなれば返却するということが一般的になってきています。

 

2 固定費の見直し

 ここで考えられるのは、固定費の見直しをして、月々浮いたお金を貯蓄から投資に回すというのが定石になっていますね。

 しかし、これだとせっかく頑張って固定費を見直したのに、生活水準はあがらなくて楽しくないという方もいるんではないでしょうか。

 せっかく見直したのに、消費に回してしまっては意味がないと怒られてしまいそうですが、これらの節約したお金を投資に回して一体いくらぐらいのお金になるのかについては、過去の記事にさせていただきましたので、今回はどの程度節約したお金でどこまで生活水準を上げる、もしくは豊かにすることを考えて行こうと思います。

 

3 節約対象

 これは様々あると思いますし、各家庭それぞれ、節約対象があると思うのですが、私は以前お酒を飲んでいましたし、煙草も吸っていましたが、現在はコロナ渦ということもあって、一切これらを絶っていますので、これによって節約したお金を使っていきたいと思います。

 私は以前、煙草についてはアイコスを吸っていましたので、当時の価格が500円程度、現在価格だと、ヒーツという安い価格帯のもので1箱550円で販売されています。

 これを仮に毎日1箱、30日消費すると、1か月あたり16500円になります。

 また、私はお酒を飲んでいた時にもコストを考えていましたが、大体毎日500円程度はかかっていました。これはお酒代だけであって、そのほかにかかるおつまみ代などは差し引かせてもらっても、15000円はかかっていました。

 これに月々2,3回は知人とお酒を飲みに行っていたことを考えると、大体平均して月々4万円程度が、私の遊興費だったことになりますね。

 なくなった今考えると本当に恐ろしい消費です。

 

4 住居費割り当てプラン

 社宅に住まわれている方もおられると思いますが、私は住んでいた社宅などは、地方の政令指定都市、古いけれど部屋数は3DKで小さな子供1人と夫婦2人だけであれば、十分な広さでした。

 この社宅の賃貸料金は月々14000円でしたので、住居費が軽く賄えてしまいます。

 また、共益費が月々3000円程度でしたので、これを支払っても17000円ですね。

 まだ使えそうなので、割高ではありますが、車のサブスクで借りたものと仮定しましょう。

 利便性の良い地域でしたし、そんなに自動車に乗る機会もなかったので、中古の軽自動車を借りることとした場合、最も安価なもので11000円台のものがありました。

 その他ガソリン代を考慮しても、月々4万円でことは足りそうではないでしょうか。

 本当にこれまで浪費してきたことが悔やまれます。

 若くて本当にお金のない時期でしたから。

 

5 生活充実プラン

 現在は様々な家電がレンタルであるので、生活を充実させるために使用した場合について考えてみましょう。

 今回は、共働き家庭の三種の神器家電をサブスクリプションしてみましょう。

 横型ドラムの洗濯乾燥機をさっと探してみただけでも、10キロクラスの洗濯乾燥機が1年間、しかも新品で165、000円で借りれそうです。

 月々に換算すると、13、750円になりますので、まだまだ行けそうですね。

 ルンバは公式で検索しても、月々2~3000円程度かかりそうです。

 食器洗い乾燥機はパナソニックの4人用が1年間だと84,000円程度ですが、これは3年以上借りるとお得になりそうで、3年でも4年でも約10万円で借りれそうですが、一応、1年間で契約したものとして計算し、月々7,000円になります。

 これらを合計しても24,000円になり、余裕で月々4万円のラインを下回ってきています。

 これらは当然ですが、修理費用等を考慮しなければ、明らかに購入したほうが圧倒的に安い価格であることは申し添えさせていただきます。

 

6 夢の悠々自適プラン

 これは参考になってしまいますが、東南アジアの数か国では、4万円もあれば大きな庭付きの一戸建てが借りれたり、タワマンに住めてしまうような国々もあります。

 動画等を検索していただければたくさん紹介されているものですが、コンドミニアムの賃貸料や、また、フィリピンであれば4万円もあればお手伝いさんを1か月雇ってもおつりがくる国もあります。

 さすがに、1か月の生活費が4万円で収まるような国はなかなか見つかりませんでしたが、完全在宅ワークが可能な会社にお勤めの方や自営業者の方であれば、海外でプール付きのおうちに割り当てながらの生活も視野に入ってきますね!

 これは夢がありますよー。

 

7 まとめ

 いかがでしたでしょうか。

 私は人に禁酒や禁煙をお勧めするわけではなく、これは一例で、自分の生活をダウンサイジングするということは、これら必要経費に割り当てることで、自由度が増す行為でもあるのです。

 生活費が洗練されて低く、その中で満足することができる習慣がある方の方が、老後のお金や働き方を下げた際の生活費も小さくすることができますので、優位に立てますね。

 また、月々4万円というと、私立高校の経費も少しだけ足が出ますが、見えてくるのではないかと思います。

 一方で、無理に生活水準を下げて1円を削るような生活はストレスでしかないですし、幸せになれませんからね。

 必要なところをしっかり見極めて、賢くお金を働かしていきたいものです。

 本日も最後までお読みいただきありがとうございました。