kinntyanti’s blog

資産形成や健康管理など、私のすべてをここに集約

新NISA始める前にやっておくべきこと

1 勉強等の現実的なお話し

 実際、貯金から投資へという流れについて、国主導で大きな声で叫ばれるようになって、当然いきなり投資なんてと思われる方も多いと思います。

 実際私が会社で周りの方に現行NISAの話をすると、あまり理解していない方も多く、よくわからないからとりあえず貯金したままにされている方も大変多いことがわかります。

 私は国の回し者ではないので、強要することもありませんし、利益関係にありませんので、この銘柄がいいよとは、聞かれたら答える程度で、積極的にお話したりはしていません。

 しかし、相手を知り、己を知れば百戦危うからずです。

 まずは相手を知らなければなりません。

 また、ここで重要なのは、自分自身も知らなければなりませ。

 

2 まずは相手について

 NISAでできることは、株や債券、上場投資信託などのETFや、不動産を購入して利益を出すREAT(リート)と呼ばれる、不動産を株や債券のようにしたもの、その他にも、モノの値段や金の価格に連動する商品まであり、本当い様々で、今後成長する見込みのある商品、会社、サービス等、様々あります。

 何を買えばいいのと言われたときに、現在人気の商品としては、eMAXS SLIMシリーズがいいよと紹介している動画や記事が多いですし、実際買われてもいますし、取り扱う銀行も本当に多いです。

 

3 なぜおすすめされているのかだけは知ろう

 とりあえず買うのも大事なんですが、おすすめされている理由だけは知りましょう。

 eMAXIS SLIMシリーズが選ばれている理由は信託報酬の低さと購入コストがかからない、いわゆるノーロードだからです。

 

4 どれくらい安いの?

 s&p500に連動するインデックスファンドであれば、年間ですね、年間0.09パーセント台です。

 他の他の商品であれば、倍くらいとっているものもたくさんあります。

 高々コンマ数パーセントじゃんと思われるかもしれませんが、これが後のパフォーマンスに影響するのは、他の方が作成されている動画を参考にしてください。

 しかし、今後始まる新NISA制度で、1800万円の満額購入して、全く評価価格が上がらなかったとしても、毎年16200円程度のお金がファンドに取られていきます。

 しかし、私たちは成長すると思うから投資しているわけであって、評価価格も伸びているであろうはずなので、他のファンドであればこれが倍で3万円以上、毎年取られていたらと考えるだけでも大変なことなのに、さらに成長した分にもかかるだけでなく、あったはずのもう16000円にも複利の効果が発生するので、最終的なパフォーマンスは大きく変わってしまうのです。

 

5 なにを勉強したらいいの

 1つ目は、どんな商品を買っているのかです。

 s&p500であれば、アメリカに上場されている主要な会社の、株式です。

 一定の選定基準で選ばれた500社に分散して投資しているということは理解しておくとよいでしょう。

 2つ目は、インデックスについてです。

 これは聞きなれてきているかと思いますが、s&pであれば、これらの会社の株価が上がるなら連動して価格が上がるし、下がるなら連動して下がるようにできています。

 3点目は購入手数料です。

 これは大丈夫そうでしょうか。ノーロードという商品では購入手数料がかかりません。

 購入手数料については、本当は銀行等はとりたいですからね。

 もしくは、銀行は自分のところで作った商品を売りたいですよね。

 

6 なぜ勉強するの

 これについてはもう大丈夫だと思います。

 銀行は売りたい商品があるし、選定基準がないと人に言われたまま買ってしまいます。

 結果、一時購入した商品の価格が上がればよいですが、これだと下がり始めたときに、他人頼みになって売却してしまいます。

 なぜなら、今は価格が比較的に安定している相場だから大丈夫ですが、これが一気に下がり始めると、みんな早く売却したほうがいいよ。アメリカはもうやばいよなんて雰囲気になってきます。

 実際、私の姉はアメリカに住んでいるのですが、リーマンショック時にあった時には、アメリカはやばい。

 この国はつぶれると言っていました。

 確認したら、これはアメリカで銀行マンに言われたとのことでしたね。

 自分が勉強していないと、他人に振り回されてばかりで、高騰しているときに買って、下落しているときに売却してしまいます。

 これが素人が勝てない理由です。

 考えてみれば、わけもわからず買って、人に言われるがままですからね。

 下がったら不安になって、また周りに流されてしまいます。

 

7 勉強したら買いましょう

 とにかく、勇気をもって買うしかないのです。

 買ったら積み増すしか方法はありません。

 なーんだ、結局結果は一緒じゃん。と思われるかもしれませんが、皆さんに根付いた勉強の芽は、必ず後に花を咲かせるときがきます。

 なんで下落しているのか、自分がどんな市況で買ったのかについて考える時がきます。

 これが差ですね。

 なぜ売るのかを考えるので、不安だから売るのではないのです。

 リーマンショック時に売らなければ、たとえ暴落前の高騰時に一括購入していたとしても現在は勝てています。

 

8 自分を知ろう

 先ほどまでのお話は、要は、売らなかったことが重要なんです。

 でも売りたくなるんです。そんな時周りはみんな売りに行っています。

 ファンドマネージャーは、一般投資家が退場したら売らなければなりません。

 また、機関投資家は現在のようにどんどんお金が入ってくるときには、入って来たら買わなければなりません。

 本当は今売りたいのかもしれません。

 また、下がっているときに買いたいのかもしれませんが、個人の意思は反映することはできません。

 オーナーである皆さんが決めていることと同じですから。

 私たちが購入できる額は他の機関投資家からしたら小さな額かもしれません。

 しかし、私たちができることは、下げ相場で資産を投入することもできますし、買わない選択ができます。

 上げ相場で売却することもできるのですが、これらはす全て、動かさないほうが

 良いとされています。

 

9 まとめ

 勉強したのに、結局愚直に買い続けるなら一緒じゃんと思うかもしれませんが、きっと売却しない手助けになってくれるはずです。これは本当に大きなことです。

 また、NISA枠がいっぱいになった後の運用方法が変わってきます。

 その他には、手数料について考えます。

 1800万円分購入するんですね。

 現状、楽天証券であれば、1パーセントのポイント還元が受けられます。

 最終的に18万円分のポイントが返ってきますので、これも地銀等で購入するのとは大きな差になります。

 地銀であれば窓口で変えますので、この手数料と考えるかどうかは個人の自由かもしれませんが。

 皆さんにとって、最善の選択をしていきましょう。私も頑張ります。