通勤バイクの選び方~おすすめ3車種も紹介
1 はじめに
通勤をバイクにするメリットについては前回の記事にて書かせていただきました。
では、すでに運転免許をお持ちの方の場合、何のバイクにしようかと考えると選定が難しいのではないでしょうか。
そんな方へのアドバイスとして、私から選定方法をご提案と同時に、各メーカー1~2車種に選定させていただきました。
これは、各メーカー開発にはそれぞれの排気量ごとに主力の車種があるわけであって、開発もその車種に絞って他社と競合していると考えられるからです。
また、バイクショップもたくさんの車種の部品を扱うことは部品をストックする際のデメリットになってしまいますから、ほぼほぼ出の多い車種のパーツしかストックしない傾向にあります。
そのような中で、私が現在もバイクで通勤する中で厳選した車種をご紹介すると同時に、選定方法をご紹介したいと思います。
2 選定のキーワード
(1)国産車
(2)球数
(3)年式(フルモデルチェンジからの期間)
(4)バイクショップに行ってみよう
3 キーワード説明
(1)国産車
近年逆輸入車が増加している傾向にあります。
私はこの車種にいまだ手を出したことはありませんが、ユーザーさんの声を聴いていると、パーツがない、パーツが輸入のみ、パーツ輸入が船便での輸入になるため時間がかかる、車両購入コストは安い(日本産の同車種に対して2~3割くらい安価)とのお声をよく耳いします。
また、毎日通勤に使用しているかたで海外メーカーの車両に乗り続けいているユーザーさんはあまりお見掛けしません。
毎日乗って、パーツ交換を頻繁にする際にすぐにパーツが手に入らないのでは、一旦
車や電車に通勤方法を変えなくてはなりませんから、明らかに不向きですしストレスです。
なにより、会社の庶務の方には怒られますね。
国内メーカーの、国内販売車種であれば、大抵のバイクショップでは送料がかからずにお店まで届きます。
これは本当に強く、同店舗で小さなパーツ一つだけといった買い方もできてしまい増すから、むしろお店でかった方がインターネット注文するよりも安く届くなんてこともざらです。
ランニングコスト、ランニングのしやすさを考慮した場合、圧倒的に国内販売モデルを購入したほうが優位になります。
(2)球数
球数とは、市場に出回っている車両の数が多いことで、このような車種を選ぶことが結果、コストパフォーマンスを上げることにつながります。
理由は、バイクの整備士さんたちも大抵扱う車種というのは決まってきます。
彼らの整備代金を決めているのは、
大抵10分1500円程度
の整備代金、それとパーツの代金とうが上乗せされていきます。
分解しなれた車種であればあるほど、早く分解できることは言うまでもありません。
この計算があるから、大抵のバイクショップではこの整備ならいくらという明確な値段設定がない場合が多いです。
これは、車種によって難易度が違う、かかる時間が違うからですね。
また、球数が多い車種はそれだけ替えのパーツが多く出回りますし、安価な汎用品が出回ります。
これがまたかっこいいパーツなどが出やすくなる理由ですし、中にはカウル一式で1万円を切る場合もありますから、転んでしまってもカウル交換でほとんどわからなくなってしまう場合もあります。
最初は壊してしなうことも多いことを考えれば、パーツが手に入りやすく、いろいろな後付けパーツが豊富にあることは結果ランニングコストを押し下げてくれます。
(3)年式
同じ車種で安いからといって、ものすごく古い車種を選ぶ、またはこの車種が欲しいからという理由で、古い車種を選んでしまうのは大変な選択ミスにつながります。
メーカーはその車種の製造から10年程度しかパーツを製造しない、とり置かないなどと言われていますし、何より販売の可能性が低い車種のパーツであれば明らかに生産数が少ないですし、また古くなればパーツの生産自体がなくなりますから、消耗品の値段があがったり、手に入らなくなったりもしますので、距離を乗る通勤バイクですから、年式にはこだわりましょう。
人とは違うバイクが欲しくなる気持ちもわかりますが、多く乗られていること、それ自体に価値がありますから、人と違うパーツを取り付けるなどして人と違うものにする方法がおすすめです。
(4)バイクショップに行ってみよう
ちょっと遠い方もいるかもしれませんが、2輪館などのバイクパーツ専門店や、町のバクショップに行くと、大抵どのような車種が売れているかがわかります。
こと、2輪館などに行くと、明らかにタイヤやハイスピードキットなど、この車種の名前が多いなという車種があります。
また、このような車種は大抵2~3車種に限定されています。
この車種が大抵、球数が多い車種になりますから、このような車種から選べば、大抵消耗する部品が取り置きされていたりしています。
整備試算もこの車種であれば分解になれていますから、その場で治せるななんてことも多くなるでしょう。
4 おすすめ3車種
(1)Honda PCX
この中にも数車種あって、125cc以下は1車種になっていますが、160cc等、高速道路に乗れる車種も販売されています。
一般道でよければ、125が明らかにコスパが良いですね。
任意保険代金、陸自の登録不要ですし、届け出は市役所になります。
いわずと知れた量産車種ですね。
街中を走っていても明らかに多いのがこの車種で、加速も良いイメージがあります。
一つ難点は、売れまくっているため、希望販売価格が少々お高め、36万3千円と、他車種と比較してもやっぱりお高め。
また、足と足の間がフラットになっていませんので、ここに荷物を載せることができないのも、個人的には難点です。
ものを買いすぎた場合、またはペットボトル1箱買ってしまった場合、私はここにおいてますから、ここがないのは非常にデメリットと個人的には感じてしまいます。
(2)Honda Dio110
この車種も本当に多く出回っています。
また、私が載っているアドレス110よりも加速は早いです。
グローブボックス?の部分に飲み物が入れられないとのプレビューをよく見かけますが、優秀な車両で、メーカー希望小売価格は25万3千円と先ほどのPCXよりもだいぶ値段が抑えられています。
近年この110ccクラスが非常にお買い得になっています。
燃費もよいですから、同車種で110ccがあれば、こちらを選ばれることをお勧めします。
加速は劣りますが、車の流れには十分ついていけますから、個人的には110ccクラスがコスパが良いのではないかなと思っています。
(3)スズキアドレス110、125cc
このクラスだと外せないのがアドレスですね。
通勤快速と言われた時代からうれていて、爆発的に売れている印象はないものの、車両販売価格が明らかに他車種よりも抑えられています。
また、私が乗っているのもこの車種です。
最近ホイール系が大きくなりましたので、タイヤの交換頻度が下がったこともお勧めできる大きな理由の一つです。
燃費は平均的に40Km/lを記録していますので、非常に高燃費ですね。
5 まとめ
長くなってしまいましたので、ここでまとめにします。
本来はホンダカブ110ccやシグナス125ccについても触れたかったのですが、またの機会にしたいと思います。
いかがでしたでしょうか。キーワードは本文の中においてこれたと思います。
国産メーカーを応援するわけではありませんが、あきらかにまだ海外産の安価な車種はおすすめできる段階にはないことは間違いなさそうです。
あまり高頻度で乗らない方は整備があまりありませんから、普段の足として購入させるのであれば、検討の余地はあるかもしれません。
みなさんにとって、快適な通勤と今後のシーズンは気持ち良い時期が到来しますから、コスパ最高なツーリングも楽しめそうですので、最善な車種選びができることをお祈りしています。
ご相談等あれはいつでもご連絡をお待ちしております!