kinntyanti’s blog

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新NISAへの戦略

1 これまでのNISA

 新しいNISAになるとのことで、世間が騒いでいますね。

 私も、学べば学ぶほど良い方向に改善されたと思っています。

 これまでのNISAはわかりにくかったですし、額も人生を変えるほどのものではありませんでした。

 私も少額のみ月々積み立ててはいましたが、今年中にいったん解約する予定でいます。

 本来はそのまま積み立てておいたほうが、これまでの枠とは別に新NISA枠を使用できるので有利なのですが、そもそもそんなに額を大きくする予定はなかったので、手数料が少し高めのファンドを購入してしまっていました。

 今後は本腰を入れて買い入れに動こうと思っているので、一旦これまでのものの特定口座を切り替えるのと同時に、解約する予定です。

 

2 新NISAについて

 ざっくりとした話ですと、1人当たり年間360万円まで、トータル5年間で1800万円の投資枠まで使用した分については、利益に対して非課税ですよといった制度になります。

 数ある動画やブログで取り上げられているので、参考にするものは多く私も日々勉強しています。

 

3 贈与税について

 以前の記事にも書かせていただきましたが、私は住宅ローンを現在支払っていないので、同等額をこの新NISAに入金していく方針でいます。

 また、ボーナス等の使用予定がない額については、生活防衛資金の他、全額変動リスクがある、株式に積み立てていこうと考えています。

 

4 投資リスクについて

 株式は怖いものというイメージ、ありませんか?

 私は正直、勉強するまで怖いイメージしかありませんでしたし、現在でも払拭はできていません。

 現に、現在の自宅を購入してからこれまで、生活費以外の資金を大半を現預金で温存していました。

 勉強していく中で、投資タイミングを計るべきではないことを学びましたが、ITバブルリーマンショック等、 ストップ安が連日報道される時期をテレビで見てきましたし、バブルが原因で、その後の社会が本当に冷え込んでいく状況も目の当たりにしてきましたので…

 

5 今後の経済的展望

 そんな時代を生きてきた私がなぜ今後投資に舵を切るのか。

 米経済の不動産価格はおそらく頭打ちしたともいわれていますし、また、政策金利も上昇させていて、これまで米経済をけん引してきたGAFAMがリストラを始めています。

 今後の展望はあまり明るそうな感じはしません。

 また、s&p500のフローチャートを全期間にしてみていただければわかりますが、右肩上がりなのはわかりますが、明らかに近年の上昇具合がこれまでの上昇具合を超えているのは明らかです。

 今後この調子のまま、成長を続けるなどとは思っていないんですね。

 リセッションのタイミングは明らかにきますし、明らかに大きな経済成長をした後ですので、大きく落ち込むのではないかと予想できます。

 未来は誰もわかりませんし、だから正直私も、これから投資に大きく舵を切っていくのは怖いです。

 

6 リスクテイク

 投資ではリスクとリターンの関係は、相関関係にあると言われますが、私が取ろうとしているリスクは大きいのかもしれません。

 私は、今後訪れそうなリセッション等の中でなぜリスクをとるのかというと、当然リターンを期待しているからですね。

 私はこんなとき、最悪の状況を想像するようにしています。

 投資の最悪は、全額投資した後に世界経済全てが破たんすることでしょうか?

 そしたら、自分の体一つで生きていくことになりますので、そもそも現金を持っていても意味がないでしょうか。

 一括投資した後に、価値がゼロになってしまうことは考えられるでしょうか。

 これも、インデックスファンド等、多くの企業に分散投資をしていれば、全ての企業が同時に倒産ということはまず考えられないでしょう。

 当然企業は何とかして打開しようとしますし、人間が経済活動を停止してしまうことはおそらくないでしょう。

 全員が自給自足で、ガソリンも買わなくなった世界は相当非効率的ですからね。

 では、私たちが生活しながら投資をした場合における、最悪のシナリオは何でしょうか。

 私は、一括投資した後に大暴落がきて、ずっと経済が上昇してこないことだと考えています。

 リーマンショックの前の最も株価が上昇したタイミングに一括投資して、その後大暴落をただ指をくわえてみているしかなかった場合、本当にメンタルは崩壊しますよね。

 

7 投資における敗北

 ここでもう一度s&p500のフローチャートの出番です。

 一括投資後に大暴落してしまって、売却してしまった場合は敗北確定です。

 これは、自分でつけた負けという判定ですね。

 正直、焦っていると思いますよ。

 最悪だ。だから投資は怖い。やらなければよかったと思っていると思います。

 しかし、自分で売ったから負けたんです。

 ここで売らずに、買い増せないのが仕方なかったとして、ホールドし続けていたらどうでしょうか。

 その後にまた上昇相場が来ていて、現在はどうでしょうか。

 リーマンショック前の、最も高値を付けた額を飛び越えて行っています。

 

8 投資における勝利

 投資における勝利とは何でしょうか。

 私は、購入価格よりも販売価格が高くなった場合が、勝利だと思うんです。

 当然費用対効果といいますか、時間に対する上昇した効果は高いに越したことはありませんし、時間がかかれば信託報酬等の手数料がかかる。

 それらを考慮してもなお、売却価格が購入価格を全体的に上回っている状態であれば、それは勝利だと思います。

 そういった投資対象にお金を置いておいてあげる。

 だから米経済の株式に長期間投資するということの優位性が説かれている。そんな動画がたくさん出てきているというのが、現在の投資環境であって、そのような中で、米経済の株価が上昇しているのではないのではないでしょうか。

 つまり、この投資環境は過去にはありえなかった環境なんです。

 有力な情報が、私たち一般的な投資とは無縁の人間にまでいきわたっている。

 まさに情報社会がもたらした産物なのではないでしょうか。

 しかし、投資の世界では歴史は繰り返されると言われています。

 やはり、再び暴落相場はくるのでしょうか。

 そのとき私は、市場から退場しないでいられているでしょうか。

9 おわりに

 今回は、暴落相場か下落基調であるかわかりませんし、まだまだ上昇しているかわかりませんが、今後の私や、同じように投資していくこととなる皆さんにむけたエールのつもりで書かせていただきました。

 負けそうでも、怖くても、果実はその先にある。

 暴落しているということは、株式は安くなった証拠ですからね。

 そこで買い増せなければ、そのリスクを取らなければ上昇相場はつかめません。

 きっとくる冬の中をじっと愚直に歩き続けることができたあとで、とんでもない地点に到達していることを信じることしかできないのではないかと思います。

 抽象的な内容になってしまって申し訳ありませんでした。

 私もがんばります。みなさんも頑張っていきましょう!