財形年金
1 給与天引き貯蓄
よく経済雑誌などを見ていると、初心者に向けて給与から天引きで貯蓄をして残りで生活するなどの記載をよく見かけますね。
私も現在絶賛実施中ですが、一時よりは額が少なくしているような状況ですかね。
一応、保険料控除を考慮して、年間にしたら微々たるものですが、税金対策をしています。
ここから貯蓄を開始して、その後余裕資金から投資を開始することから、手取り収入がないものとして生活するため、思いのほか使いずぎてしまうことをなくしてくれるので、本当の意味で節約や貯金ができるものに間違いありません。
2 財形貯蓄等の中身
私が社会人になってすぐのころ、先輩から余裕があるなら早く財形貯蓄を満額の385万円近くまで積み立てて、早く調整機関にするように言われました。
理由は単純で、年金として受け取ることを条件として原金が保障され、利益に税金がかからないからです。
私はその当時絶賛子育て中で本当にお金がなかったため、一時遅れはしたものの、その後ボーナスにほとんど手を付けなくても生活が成り立つことに気づいてからは、月々の積立額を一気に増額したことを覚えています。
財形貯蓄の予定金利は1.2パーセントとか、1.25パーセントとかだったと思います。
確かに、毎年来る運用状況を確認すると、多少は増えているのかなといった感覚でしょうか。
30代になってから、ふと金融の勉強をする中で、なぜ銀行の金利がほとんどゼロの中で財形貯蓄だけがそんなことができるのか調べてみました。
正体は、毎月間違いなく入ってくる額を保険会社が、せっせせっせと株式や債券に変えていたんですね。
当然現金保有率はかなり高めなわけですよ。
これ、皆さん何か思いませんか。
そうです。保険会社はただの中間会社なんですよ。
これ、別に財形貯蓄でなくても再現できるんではないかというのが、私の考えですすし、また、ノーロードと言われている手数料が低い会社を選んで自分自身で運用したほうが勉強にもなるんではないでしょうか。
当然引き出す時に値下がりしていしまっていることも考えられますし、財形貯蓄の場合はその額が元金保証なわけで、確かにメリットもありますが。
しかしながら、やっていることは投資なわけですよ。
私も知らずに、何も学ばずにせっせと毎月投資していたんです。
額のボリュームこそ少ないですが、また、元金が保証されているわけですから、これは投資ではないと言われればそうですが、しかしながら中身は間違いなく株式や債券で運用されているんです。
人は損を嫌がるそうです。だからリスクテイクできないんだそうです。
そんなことを考えていたら、最後に結果伸びていればいいやという感覚で、余裕資産で少しずつ投資してみてはいかがでしょうか。
今日はなにか、結論のない形になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。