就職先の選び方!これからの世代編
1 まずは業種や業界だけはぼんやりと絞ろう
これから就職する世代であれば、ここをとりあえずぼんやりと絞っておく、とにかく早めに絞っておくことが重要です。
これはとりあえずでも良いので、自分に向いている、自分の特技が生かせる職種を、とにかくぼんやりとで良いので絞りましょう。
なぜなら、同じ会社の中でも、営業周りもいれば事務職の人もいるのです。
反対に、同じ事務職でも、医療系や公務員など、多種多様にあります。
この中で好きでもない分野では、何も興味がわきません。
反対に好きな業界であれば、どのパートでもある程度どの立場になっても、興味を持って働けそうですね。
会社員であれば、自分のつきたいパーツに自分自身がつけるかどうかはわかりませんので、まずはぼんやり大きな枠で絞りましょう。
2 株式について知ろう
皆さんが選ぼうとしている会社の多くが、株式会社になるのではないでしょうか。
この会社で、もしかしたら一生その会社で働くことになるかもしれません。
また、一生働きたい会社だったとしても、利益を生み出さなければならないので、健康な会社を選ばなければならないのです。
3 会社四季報を活用しよう
書店に行けば必ずありますし、業種別になっています。
平均年収から平均年齢、会社員数、本社の位置などに至るまで、様々な情報が載っています。
また、会社の強みについても記載されています。
さらにはどこの会社の傘下に入っているなどの重要な情報も載っていますので、子会社ではなくまずは親会社を目指すなど、重要な情報の収集を会社四季報でしましょう。
また、会社四季報を確認することによって、視野が広く調べることができます。
なぜなら、隣の欄や隣のページに同じ業界の会社が連続して載っています。
こっちの会社とこっちの会社は似ているけど、従業員数が多いといった情報や、平均年齢が低いのに平均収入が多いなど、インターネットよりも早く、手軽に比較することが可能です。
3 IRBANKを活用しよう
健康な会社に就職しなければなりません。
給与は良いけど、赤字決算が続いている会社だったら、就職した後に給与が減ってしまったということに陥りかねませんし、万が一つぶれてしまっては再就職しなければなりません。
IRBANKの使い方については、他に動画がありますので、調べてみましょう。
骨組みだけお伝えすると、会社四季報で調べた会社の名前をIRBANKの検索欄に打ち込みます。
この際、パソコンを活用してください。
なぜか携帯電話だと、決済等欄が出てこないことがあります。
ページ左の方に決済という欄がありますので、このページをクリックします。
この情報は、株主向けに出された情報ですので、ある程度正確な数値が報告されています。
重要なのは、この段階で、営業利益や純資産額が右肩上がりに増えているのであれば、健康的な会社と言えます。
また、現金比率についてもチェックしましょう。
大きな借り入れをしていると現金が大きくなっていたり、借り入れ比率が高くなっていれば、借り入れをして現金が多いけど、実際はあまり業績がよくないなんてこともしばしばあります。
ポイントは、ここで借り入れているから、比率は高くなっているけど、年々しっかり減少させてるのねなど、理由がわかるようになることです。
ここでは会社の健康状態を確認するSTEPと言えますね。
4 会社のホームページを確認しよう
会社の今後について確認しましょう。
どのような方向性で運営しているのか、今後についてしっかりチェックしましょう。
採用情報も大事ですが、どのような点に今後力を入れていくのかなど、会社の経営方針をしっかり理解しておくことで、今後の就職活動をより自分にとって有利なものにしていきましょう。
5 ちなみに
ここまでしっかり会社を調べられたあなたなら、目標としている会社の平均年齢、平均収入が見えてきているはずです。
若い世代で資産を築くことの重要性や、優位性については以前に書かせていただいたとおりになります。
月々いくらかかるのかについては、家庭によりそれぞれですが、平均収入から平均手取りを算出した一覧がインターネット上には出ていますので、これを参考に、いくらくらいの収入がいつくらいの年齢で必要なのかについても、ざっくりと把握しておきましょう。
なぜなら、みんな時間単価の高い仕事をしたいに決まっています。
同じ仕事内容なら良いのですが、相対的に時間単価が高くなればきつくなることが考えられますし、また、時間単価が高くても総収入が稼げないのではいみがありませんし、きつすぎて続かないのでは本も子もありませんので。
ちなみに私の状況からすると、住宅は持ち家ですでに住宅ローンは完済しています。
子供はまだ中学生と小学生ですので、習い事にはお金がかかっていますが、学費はまだあまりかかっていませんが、それでも月々一家で25万円程度は生活費にかかっています。
イレギュラー等も考えると、余裕をもって月30万円、年間360万円が生活費に充てられています。
この先に貯金をするのであれば、手取り年収から生活費を引いた額がある程度の貯蓄額になろうと思います。
ここから資産を購入する額をねん出することになりますね。
6 まとめ
あくまで、平均までしか調べることはできませんが、一度目標年齢と年収が決まってしまえば、ある程度は使いまわしがききますし、この仕事は気に入りそうだけど、収入が低くてできないなど、新しい角度からも会社を見ることができそうですね。
また、業界別にある程度収入の多い少ないが別れますので、わかりやすい部分もあるのではないでしょうか。
ある程度、選んで良い会社、業界などが見えてくるのではないでしょうか。
すると、自分も目標をより具体的化しやすくなるのではないでしょうか。
私の目標は、なるべく早く来年から始まる新NISA枠を埋めることを目標にしています。
生活防衛資金も必要ですので、しばらくの目標は老後2000万円問題の早期解決といったところでしょうか。
私はゆたかな生活を手に入れるまであきらめません!
みなさんにもぜひ、時間や経済的、その他価値の高い人生が手に入ることを祈っています。