新しいマイホームの買い方🏠
1 米国の住宅事情
米国の中央銀行であるFRBは政策金利を引き上げ続けています。
現在の政策金利は4.75パーセントと日本に比べれば超高水準で推移しています。
これまでの直近最低金利0.25パーセントから比べると大変な数字だということがわかります。
住宅を購入した直後にこんな超高金利になっていったらを考えるとぞっとします。
3000万円の住宅を購入したとして、返済期間35年だと金利0.25パーセントの際の返済総額は約3130万円となります。
続いて金利4.75パーセントであった場合は約5500万円に膨れ上がります。
その差2370万円ですね。
米国はさらに金利を上げる予想も出ているくらいですから、支払総額が借り入れ総額の倍が見えてきています。
ずっとこの金利が続くということはまず考えられませんが、これぐらい、金利差と借り入れ期間が大きな問題だということがわかりやすいです。
2 日本の住宅事情
日本については、黒田総裁が代わる関係で、さまざまな憶測がささやかれていますが、私自身、このまま超低金利が続くとは思っていません。
理由は単純で、新NISA等、国民にとってお得な政策が入ります。
国はしっかり運用もしてほしいけど、運用もしないとそんな状況を作りたいでしょうし、今のままだと税収が低すぎるので、交代のタイミングよりもあとで、緩やかに上昇するのではないかと思います。
相関関係にある物価の上昇等も加味されることはもちろんですが。
現在、イオン銀行であれば最低の変動金利では0.35パーセントなどの金利も広告に出てきますので、本当に低金利で借り入れできますので、私たち消費者としてはありがたい限りです。
3 金利と運用期間について
先ほどの話の中では、自信が借り入れて、金利を付けられながら返済をしていく状況でしたが、反対だったらどうでしょうか。
米国の過去の株式の成績を見ると、平均金利が7パーセント以上の数値を出しています。
近年の上昇が著しいことを加味しても恐ろしい数値ですね。
もしも、同じ3000万円を投資しながら、長期と言わず、取り崩すことなく住宅とローンを返済する計画を立てたとしたら、どうなるでしょうか。
まずありえませんし、普通の家庭であれば3000万円たまるかわかりませんし、たまってからでは、何歳になってから家かうんだよーと言われてしまうかもしれませんが、なんらかの状況があれば不可能ではないかもしれませんし、ある程度早期に貯められる家庭であれば、また、半分だけでも貯めてから、早期に返済するべきなのか、はたまた資産を買うのかについて考えていただければと思います。
3000万円、早期に積み立てたとしましょう。
4パーセントルールを採用して、毎年取り崩しながら30年から35年を返済し続けるとします。
3000万円の4パーセントですから、120万円ですね。
あれっ? と思われた方も少なくはないかもしれません。
120万円って月10万円だよね。
そうなんです。
ボーナス払いなしで、3000万円を35年、金利0.35パーセントで返済すると、月々の返済は約8万円になります。
2万円おつりがくるんですね。
住宅ローンを、実質金利で払い終わりました。
その後に4パーセントルールで計算すると、30年後にお金が残っている可能性がとても高い結果が出ています。
むしろ、増えいている可能性もあるとの研究結果が出ていますね。
4 人生を変える可能性がある
この3000万円を貯蓄ではなく、資産として保有し、お金に稼いでもらいながら自身も仕事を続けることによって、FIREなどではなく、収入をそのまま生活費に充てることが可能になりますし、また、住宅業界にも貢献することができそうです。
また、何年で貯めることができるのかなどによっても変わると思いますが、マイホーム遅く建てることにメリットはあると思います。
老後にある程度新しい住宅に住むことによって、収入が目減りする中でメンテナンス費用が高い時期とのバッティングを避けることができますし、寿命までそのままの住宅に住み、立て直す必要がなくなる可能性が高くなります。
子供に引き継ぐことも可能でしょうし、万が一残った資産を相続することができたらどうでしょうか。
ご自身の人生だけでなく子孫の人生まで変えることになるかもしれません。
5 まとめ
自分自身が残した資産で、子孫がもしかしたら、豊かな人生を送ることができるかもしれません。
自分の代で確変を起こすことができるかもしれない可能性を秘めているのが、この資産3000万円から先のせかいなのかもしれません。
私は自宅を格安の中古住宅にして、先に資金を種銭にすることを決意しました。
その後チャレンジし、資産を増やす計画を立てました。
まだこの計画は大きく滑り出してはいませんが。
大金持ちのお宅のようにはならないかもしれませんが、もしかしたら、後世まで自身の資産が働いてくれるかもしれないと思うとなんかうれしくありませんか。
ではないにしろ、子孫にもしっかりと金融を学ぶ環境があることを前提として、日本が現在のような経済状況から悪化したとしても生活を守ることが可能になるかもしれません。
これから住宅を購入するというかたには、ぜひ先に種銭を貯めていただいて、頭金にするのか、はたまた運用して取り崩しながら返済するのかについて、一考していただければ幸いです。
またお会いしましょう!