kinntyanti’s blog

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持ち家賃貸論争に終止符を!

1 代金編

 不動産について、どんな住み方がお得なのか、また、アパート等で暮らされていて、住宅購入を検討されたことのある方ならだれもが一度は考える問題ではないでしょうか。

 このまま賃貸の費用を払い続けるのが得なのか、それとも資産としての住宅に払った方がお得なのか。

 住環境については、賃貸であれば駅近に住むことや、その年代に必要な環境に応じで引っ越せるメリット等を考えれば賃貸。

 購入後の資産性や、マイホームとしての暮らしやすさを求めるのであれば住宅購入など、様々な議論が繰り広げられている中で、今回は金銭目線での軍配とまではいきませんが、私なりの終止符を打ちたいと思います。

 

2 結論から

 結論から言いますと、答えはでません。

 その代わりに、考え方やご自身に合った選び方の、金銭目線にたった方向性は出しやすくなると思います。

 

3 住宅の資産性について

 まず、住宅価格については大前提、景気によって、時代によって変動するものだと理解するべきです。

 米国の住宅価格がピークアウトを始めまたというニュースが流れていますし、日本のマンション価格が高騰していて、都心のマンション価格は過去最高値とのニュースを耳にします。

 米経済は、金利が上昇していますし、日本は未だあまり金利が高騰していない状況を考えれば、当然のことなのかもしれません。

 住宅という高額商品の場合、金利が1パーセント違えば最終的な支払額は何百万円も違ってくることも珍しくありませんので、この、金利は住宅価格の決定に非常に大きなウエイトを占めていますので、住宅価格は景気等に連携して変動していることを考慮しなければなりません。

 私は現在の自宅を約8年前にリフォーム等を含めて500万円程度で購入しています。

 8年住みましたから、新築を購入したことを考えればすでにもとはとっているでしょうか。

 また、この自宅を築30年前に購入し、少しづつリフォーム等も繰り返していますので、メンテナンス費用なども発生しています。

 現在私が購入した条件で、同じエリアで検索すると、150~200万円程度値上がりしています。

 リフォーム前の価格ですのですが、築年数も進行していますので、購入価格と同等か、それ以上の価格では販売できそうです。

 これが私の自宅の資産性ですが、そもそも一軒家の住宅で借家だった場合、私が住んでいるエリアであれば、月々5~6万円程度の相場です。

 8年住みましたから、本来であれば480万円~576万円の賃料が発生し、更新料等も本来発生しているはずなので、これ以上の価格がかかっているはずである一方、住宅の塗装費用等の価格は賃貸ですので、これに含まれているはずです。

 私は住宅購入時にトイレ2か所、壁紙の張替、外壁塗装等で約170万円支払いしていますし、毎年わずかではありますが、固定資産税を支払いしていますので、現在丁度賃貸費用と並んだ程度といったところでしょうか。

 つまり、今この家が資産価値ゼロになったとしても、私は損もしていないですし、得もしていないといった状況でしょうか。

 

5 持ち家の価値は

 ここで、何かおかしいと思っていただけた方はとても金銭的価値に優れている方だと思います。

 ここでは住宅価格がゼロになった計算ですが、もしもこの自宅を値上がりした状態の今、私が手放すことを考えて販売した場合の販売価格は元の値段よりも150万円から200万円ほど上昇した価格で売買されます。

 つまり私は、この8年間、固定資産税のみで一戸建てに住んでいた計算になります。

 

6 築古戸建物件

 築古戸建については、最初から売買価格の最低価格に近づいた状態で購入できるため、値下がり幅が小さいことが特徴です。

 また、私の自宅は小学校からは近いことが特徴で、ここも販売価格が下落していない理由にもなっているのではないでしょうか。

 私が自宅を購入する際に、学校が近いこと、実家が近いこと、車で移動は仕方ないが、市外地に30分以内で移動できることを条件にしました。

 現在は都内からの移住者が来るなど、隠れた移住先になっています。

 

7 新築物件だったら?

 私がここに、土地から購入して新築住宅を3000万円で建てていたら、どうだったでしょうか。

 例えば30年間住み、総支払額は金利0.5パーセントで推移し続けたとしても、3225万円です。

 30年間でおそらく、1度は水回りを交換だったり、少なくとも2回程度は外壁塗装が必要でしょうか。

 最初のうちは固定資産税が高いですが、10年間は年末調整であるど回収できますんどので、どれだけ少なく見積もっても3500万円程度の計算になります。

 先ほど同様、500万円程度で販売した場合、30年間でかかった価格は3000万円、年間100万円の住宅費用という計算になります。

 

8 持ち家賃貸論争

 持ち家と賃貸の論争は、新築住宅を大前提、最後に売却等が計算されていませんが、私のように築古中古物件を購入して売却した場合と、新築住宅に住み続けた場合で、全く計算は異なります。

 ちなみに、年間100万円を月々の賃貸価格に充てた場合は約83000円となり、これであれば駅近に寄せたり、住宅を大きなものに変えたりと、幅が広がりそうです。

 これであれば確かに賃貸に軍配が上がりそうですが、築古中古物件であれば、住宅価格実質ゼロも夢ではありませんので、圧倒的に持ち家に軍配が上がります。

 

9 まとめ

 そもそも論争になる時点で、大差はないと考えますか?

 それとも、やり方によってお得な方法を選びますか?

 またまた、住環境にフレキシブルさや、より良い住環境を選びますか?

 ちなみに、人生100年時代といわれますが、現在築100年の家はあまりお目にかかることはありません。

 購入が30歳代だったことを考慮しても、築70年の家に住み続けた場合、定年後のリフォーム費用はどれくらいかかりそうでしょうか。

 であれば、子供が巣立つまでは賃貸、その後持ち家?

 お金だけで考えても、答えがこれということはできない理由、納得していただけたでしょうか。

 あなたにとって、ベストな選択をしていただく中で、上記のような考え方を少しでも参考にしていただけたら、よりあなたにあった購入方法やタイミングが見つかるのではないでしょうか。

 人生の中で最も大きな買い物の一つです!

 自分にあった購入方法とタイミングを選択できたら幸いです。