kinntyanti’s blog

資産形成や健康管理など、私のすべてをここに集約

効果が高いのはどっち!?お酒か煙草を先にやめるなら

1 煙草の健康被害

 日本医師会によれば、喫煙によって毎年12~13万人の日本人が亡くなっているとの研究結果が出ています。

 また、喫煙はすべてのガンに対してリスクが2倍、咽頭ガンについては5.5倍もリスクが高まるとの結果が出ています。

 2022年中における日本の出生数が約77万人と考えると、これがいかに多い数字なのかがわかります。

 

2 お酒の健康被害

 酒は百薬の長などと言われたのはだいぶ昔の話で、現在は少量のアルコールでも飲酒習慣があれば発がんのリスクが上昇するとの研究結果が出ています。

 お酒については、煙草のように何倍といった計算方法があまりないですが、肥満や記憶障害、咽頭がん等、様々な病気のリスク因子になることがわかってきています。

 

3 経済的被害

 お酒と煙草については、過去の記事にも書かせていただきましたが、煙草1日に約500円、お酒が1日に約500円とすると、毎月3万円、1年間で36万5千円の支出になります。

 これを20歳から定年までの40年間続けたとし、価格変動がなかったと仮定して計算した場合、1460万円の支出になります。

 退職金等で540万円を足せばなんと老後2000万円問題の解決になります。

 また、長い時間をかけて運用し、年平均5パーセントの金利を得続けた場合、合計金額は約4400万円にも増えます。

 いかがでしょうか。お酒と煙草、どちらもたしなむ方は本当にチャンスですよ。

 私は人に強要したり、勧めたりはあまりしないのですが、健康被害のリスクが下がって、老後2000万円問題も解決するなんてメリットしかないのに。

 私も喫煙者でありましたし、愛飲家でもありましたので、辞められない、辞めない、続けてしまう気持ちは痛いほどわかりますので、自分自身のタイミングや方法でやめてみるのも、魅力あることだとは思います。

 

4 先に辞めるべきは

 私はお酒もたばこも、いずれも辞めた経験をしています。

 禁煙は数回失敗しましたが、お酒は禁煙の際の経験を活かして、現在のところ1回でやめています。

 それでは、どちらから辞めるとよいでしょうか。

 私は、先に煙草から辞めましたが、ずばり、お酒を先に辞められることをお勧めします。

 禁酒禁煙を他人に勧めないなんて言っておきながら矛盾していますが、もしやめるならですね、お酒から辞めた方がよいですよという意味ですね。

 発がんリスク等を考えると、早く煙草を辞めたほうが良いと思いますね。

 さらに禁煙しても男性の場合21年経過しなければ喫煙経験のない方と同じ発がんリスクにならないとの研究結果が出ていますので、いかに早く辞めた方がよいかがよくわかると思います。

 しかし、私の個人的な体感では、お酒の方が体に負担が大きかったことを感じています。

 これは、煙草を先に辞めてからお酒を辞めたからなのかもしれませんが、ランニング距離、睡眠の質、精神安定度、時間など、どれをとっても煙草を辞めた時よりも明らかにお酒を辞めたあとの方が向上していることを体感しています。

 

5 周りの人への影響

 これについても、煙草を辞めた時よりもお酒を辞めた後の方が家族との関係性は向上したように思います。

 しかしながら、受動喫煙等について考えた際は煙草の方が明らかに他人に悪影響を与えているので、この点においては煙草を先に辞めた方がよいでしょうか。

 

6 まとめ

 いずれも健康に対して、ほぼ悪影響しかないことが立証されています。

 これは精神面、身体面いずれも習慣がない人には劣ることが判明しています。

 また、喫煙、飲酒習慣をなくすことで得られる時間、お金、精神的安定等、これだけ並べても辞められないのがお酒や煙草の怖いところですね。

 私は、辞めた初期段階ではインターネットでデメリットとメリットについて徹底的に調べ、また、可能な限り睡眠時間を多くし、自分は病気なんだと暗示にかけていずれも辞めることに成功しています。

 年間36万円以上は大きいですし、毎日1000円は本当に大きい金額になります。

 毎年海外旅行に行ける金額ですし、毎月のお小遣いがまるまる浮いてしまうような金額ですね。

 資産運用に回せば、数千万円の資産を、ほぼ無リスクで築けるチャンスが広がっています。

 私の知人では、お金がないから煙草を辞めたひとはあまり聞いたことがありませんので、誰にでもチャンスがあると思います。

 こつこつ貯めて、余剰資金をリスク資産に充てていきましょう!