kinntyanti’s blog

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老後2000万円は遠い目標なのっ??

1 老後2000万円問題とは

 老後2000万円問題とは、仮に公的年金のみで65歳以降の老後を暮らそうとした場合、夫婦分の公的年金受給額が約21万円で、平均的な生活を送るために必要な金額が現在の状況下で約26万5千円かかるとの計算から、月々の不足分5万5千円が30年分で約2000万円必要との試算から、このような数字が話題にあがるようになりました。

 

2 2000万円必要?

 実際に2000万円必要かと問われれば、実際のところはこの金額は夫婦2人が受給する前提になっており、さらに95歳まで生きる計算になっています。

 また、物価上昇分が加味されていないように思われますし、そもそも男性の平均寿命が現在でも81歳、女性が88歳ということを考えても、また、持ち家か、賃貸か、自動車を持っているのかについても全く検討されず、平均値での値ですので、参考程度にしかならないのかもしれません。

 

3 老後までに貯金はできそう?

 貯蓄額の中央値を調べると、20歳代が201万円、30歳代が400万円、40歳代が531万円、50歳代が800万円、60歳代が1400万円ですので、なかなか厳しい状況が待ち受けていそうな感じがします。

 60歳代は退職金をもらっているであろう数字ですから、厳しいことが安易に予想できます。

 

4 私たちができること

 では、私たちができることはなにかというと、早期に、良質な投資先に、こつこつとお金を積み立てることだと私は考えています。

 なぜかというと、米国株式の平均リターンは過去30年間で年利9.8パーセントと言われています。

 もっと長期で統計を取ってみても、平均7パーセントを上回る数値が出されています。

 

5 若いときはお金がないから積み立ては厳しい

 そう思われますし、私も実際厳しい現状で生活をしてきていますので、気持ちはわかりますが、若くしてこのページに出会えた方はラッキーです。

 若いときは確かに、積み立てるのは厳しいです。

 しかし、こんな考え方をしたらどうでしょうか。

 大学そ卒業した後から積み立てを開始するとして、月々いくらくらい積み立てたら老後、60歳までに2000万円たまると思いますか?

 正解は、月々1.6万円をS&P500に連動するインデックスファンドに投資していただけで、老後資金は38年間で2000万円に到達します。

 無理ではなくなりましたよね!

 正直厳しい家庭もあることは承知ですが、毎月1.6万円であれば、何かを削ることで達成することができる金額なのではないでしょうか。

 また、ある程度年齢が上がってから、積み立て額を積み増そうという方もいるかもしれませんが、若いときの1.6万円は、時間が長く投資できる分だけ増える額も多いのです。

 

6 金利7パーセントの効果

 仮に大学を卒業して、当時の大金1千円をすぐに投資に回したと仮定しましょう。

 38年間務めた後、金利が平均7パーセントであった場合、いくらになっているでしょうか。

 正解は約13万円になっています。

 若いときはお金がないのですが、時間を味方にお金を増やすことができます。

 しかし、38年後に積み立てた1万円は、ほぼ1万円に使い数字にしかなりません。

 つまり、一定条件化において、22歳の時に積み立てた1万円は、60歳間際に地味建てる額で言えば、約13万円に匹敵するパワーを持っている計算になります。

 これなら若いときからこつこつお金を投資に回そうと思いませんか!?

 

7 ちなみに

 ちなみにこの約2000万円、自分が65歳まで働くかもしれないことを考慮して、5年間据え置いた場合の金額は2934万円になっている可能性が出てきました。

 こうなったら4パーセントルールで取りくずせば、月々10万円から欠ける程度の金額になりますので、月々1.6万円で老後の豊かさが返ると思えば、どうでしょうか。

 

8 若ければ若いほど良い

 時間を味方につけいている期間が長くできるので、若い方にはお勧めの投資法になると思うんですね。

 例えば、これを就職してから8年後の30歳になってから気が付いたとすると、月々2.1~2.2万円を積み立てなければなりません。

 とにかく早くから始めて、大金でなくてもこつこつ積み立てておくことが最善の結果をもたらすことはほぼ間違いなさそうです!